2011年2月27日 「神に愛された人の経験-第二部」

2011年2月27日の礼拝メッセージは、前回の続きで、ダニエル10:10-14から「神に愛された人の経験-その2」と題して話されました。ダニエルは、神の好意を受けている敬虔な人で、罪のない人でしたが、国民の罪のために自由が奪われました。そのような状況の中で神に忠実であり、仕え続ける心をどう守ればよいかという教訓が示されています。第2部 ③ 神の御心を成就させるためにと、その成就を防ぐために、 両方に霊的な力が働いている(12-21節 )。ここに、物理的な世界に働く、霊的な世界への窓が開く 。5節、人とは天使のことで、13節、君とは悪霊のことで 、16節 , 人の姿とは前受肉のキリスト(旧聖)を表している。聖書によると3つの天がある 。この3つの天は、水平やたての面ではなく、 ただ地球と人間に関わって, 存在している。第1の天は、物理的な存在だけである。地球、空気、電離層の天のこと。 第3の天は、「場所」があるが霊的な存在。神の御座、天使の生息所 の天。第2の天は、物理的なものと霊的なものである。星、惑星、宇宙の天。詩148:4; ヘブ4:14; 黙8:13; 12: 7- 9 ;ユダ1:6。宇宙船の飛行士は宇宙がどれほど暗黒であるかを語っている 。第3の天と第1の天の間を、天使たちが神の御心を行うために移動している。悪の天使が第2の天で祈りの答えを阻もうと立ちふさがっている。 信仰の戦いにおいて、キリストの十字架と復活による勝利の故に、 あらゆる悪の力に対して、 祈りを持って、勝利を宣言し、さらに勝利を得るようになる。 ④ 日常生活の中で私たちを励まし、 力づけてくださる神の臨在がある。(8-11;17-19節 )。ダニエルに語られた言葉が成就するまで、彼は神を待ち望む必要があった。神を待ち望むことについては、1. 愛されているからこそ啓示を受ける(7節 )。2. 語られた言葉によって、目的が成就される(9,11,19.節 )。3. 神の臨在と力によって力づけられる(11,16,18,19 )。幻の成就とダニエルの経験から学ぶ教訓 は次の通りである。1. 神の御心が真理の書に書かれている(10:21;12:1 )。2.私たちに味方がある(12:1;10:21  )。3。生活の中の経験はわたしをきよめる(12:10)。4。御心にゆだねるなら、意味を理解する(12:10, 11)。5。安心して、歩みながら祝福に入る(12:13)。 あなたも愛されている 人である 。