2008年5月4日 その3 助けてくださる大祭司なるイエス
2008年5月4日、キリストの昇天記念日の礼拝メッセージは『昇天と信仰生活の関連性』のシリーズとしてヘブル人への手紙2;14-18から「助けてくださる大祭司なるイエス」と題して話されました。イエスが天に帰られた目的のひとつは大祭司の勤めを果たすためでした。(4:14)これはヘブル人に話したものです。2:17によるとイエスが地上に来たのは哀れみと忠実を学んで天上で祭司の勤めを続けるためでした。14-18節を分解してみると14節にイエスの地上生活のこと。14-17節に、十字架と復活が罪人と信者に働く結果が、17,18節には大祭司としての勤め。が記されています。ここには2つのことがあります。①地上で十字架を通して和解の償いをなす。②天上で信者を助ける。この”助け”とはイエスが哀れみと忠実という立場から成し遂げてくださいます。”哀れむ”とはご自身も地上で試みを通して苦しんだので同情ができるという意味です。”忠実”とは神の子として神が要求されることをされること、人間の代言者として私たちが必要としていることをしてくださる。という意味があります。4:14-16によると、この”助け”は信仰の根本に関連していて、その信仰を確立するために必要なものです。そして”助け”は「恵みの御座」言い換えれば「王の十分な供給」から出てきます。5:1,2によるとこの助けは生活に必要な智恵と導きとなる。とあり、7;25によればこの”助け”は完全な救い、すなわち霊、精神、肉体、生活上の具体的な大きな力となっています。神に近づいて”助け”を受けませんか?